体力やメンタルヘルスを維持するには?~県庁のくらほりさんシリーズ第3弾~
こんにちは。広報・ブランディング推進室の新田です。
いつも富山県公式noteをご覧いただきありがとうございます。
これまで2回にわたり、蔵堀副知事(以下、くらほりさん)が職員の相談にアドバイスをする記事を公開してきました。
シリーズ第3弾となる今回の記事では、自分の心や身体とどうやって向き合っていくのか、そんなテーマを中心にアドバイスをいただきました。
長く働いている先輩の言葉には、何だか重みがありますね。ぜひご覧ください。
1.体力やメンタルヘルスを維持するには?
くらほりさんからの回答
体力維持、メンタルヘルスの維持は、大事なことだと思います。私自身は、体重の増加に気を付けています。現在は、約10年前と比較すると、10Kg近く減量できていますが、日々体重計で計測し、食事の量を管理しています。
メンタルヘルスは、もっと大事です。辛いこと、嫌なこと、どう対応していいかわからないことがあると、ストレスが溜まりますよね。以前は、酒を飲んで「憂さを晴らす」ことをしていましたが、これは効果がありません。悪酔いするだけでした。
私のストレス対処方法は、ウォーキングです。広い公園の樹木の中を歩いていると、少しずつ楽になるように感じています。手軽に実行できて、ストレスだけでなく、健康にもいいように思います。
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2.自己研鑽はどうしていますか?
くらほりさんからの回答
正直に言って、自己研鑽と言えるほどのものはありません。
自分でやっていることは、新聞や本を可能な限り乱読することです。その際、自分の好きな分野に限ることなく、なるべく、幅広く読むようにしています。
ただ、時間は無限ではないので、買っても読まない「積読」も多くなっています。あと、YouTubeで、信頼できる講師の解説動画をよく見ています。本よりは、わかりやすいと思います。
最近では、地域の歴史の勉強をはじめました。例えば、加賀前田家と高岡の歴史などです。高岡の街がどのようにしてできたのかなど、とても興味深いものがあります。当時の出来事と、現代へのつながりを知ることは、新たな刺激です。
なお、副知事になってからは、あまり時間は作れていません。すき間時間に、少しずつという感じです。
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3.衰えていく中での働き方とは?
くらほりさんからの回答
私は40歳を越えてきたあたりから、少しずつ肉体的・精神的な衰えを感じてきました。(もうかなりの衰えを感じています(苦笑))
大切なことは、そのことを自覚し、うまく対処しながら、健康に働くことです。健康のためには、運動、休養、栄養のバランスが必要と言われます。疲れたと思ったら、なるべく早く休んで、栄養のあるものを食べましょう。そして何より大事なことは、ストレスを溜めないことでしょう。
私は、財政担当のとき、当初予算編成の大詰めの1月中旬の天気の良い平日に、休暇を取ってスキーに行って、ストレスを発散していました。
仕事では、辛いこともあると思います。がんばることも必要な場合があります。しかし、自分でもうこれ以上は無理という場合には、休養を取りましょう。そうすることで、より良い仕事をすることができると思います。
さいごに
体力の衰えなど、自分の力ではどうにもならないものとどう向き合っていくのか、学ぶことがありましたね。
県庁のくらほりさんシリーズは第3弾でひとまず終了です。蔵堀副知事、たくさん回答いただきありがとうございました。