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体力やメンタルヘルスを維持するには?~県庁のくらほりさんシリーズ第3弾~

こんにちは。広報・ブランディング推進室の新田です。
いつも富山県公式noteをご覧いただきありがとうございます。

これまで2回にわたり、蔵堀副知事(以下、くらほりさん)が職員の相談にアドバイスをする記事を公開してきました。

シリーズ第3弾となる今回の記事では、自分の心や身体とどうやって向き合っていくのか、そんなテーマを中心にアドバイスをいただきました。

長く働いている先輩の言葉には、何だか重みがありますね。ぜひご覧ください。



1.体力やメンタルヘルスを維持するには?

体力の維持やメンタルヘルスを保つために気を付けていることはありますか?(匿名希望さん/30代)

くらほりさんからの回答
体力維持、メンタルヘルスの維持は、大事なことだと思います。私自身は、体重の増加に気を付けています。現在は、約10年前と比較すると、10Kg近く減量できていますが、日々体重計で計測し、食事の量を管理しています。

メンタルヘルスは、もっと大事です。辛いこと、嫌なこと、どう対応していいかわからないことがあると、ストレスが溜まりますよね。以前は、酒を飲んで「憂さを晴らす」ことをしていましたが、これは効果がありません。悪酔いするだけでした。

私のストレス対処方法は、ウォーキングです。広い公園の樹木の中を歩いていると、少しずつ楽になるように感じています。手軽に実行できて、ストレスだけでなく、健康にもいいように思います。

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2.自己研鑽はどうしていますか?

自己研鑽として行っていることは何かありますか?どのような本を、年間どの程度読んでいるかや、その他の媒体があれば教えてください。また、お忙しいと思いますが、そのための時間の作り方の工夫などはありますか?(さまさまさん/50代)

くらほりさんからの回答
正直に言って、自己研鑽と言えるほどのものはありません。
自分でやっていることは、新聞や本を可能な限り乱読することです。その際、自分の好きな分野に限ることなく、なるべく、幅広く読むようにしています。

ただ、時間は無限ではないので、買っても読まない「積読」も多くなっています。あと、YouTubeで、信頼できる講師の解説動画をよく見ています。本よりは、わかりやすいと思います。

最近では、地域の歴史の勉強をはじめました。例えば、加賀前田家と高岡の歴史などです。高岡の街がどのようにしてできたのかなど、とても興味深いものがあります。当時の出来事と、現代へのつながりを知ることは、新たな刺激です。

なお、副知事になってからは、あまり時間は作れていません。すき間時間に、少しずつという感じです。

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3.衰えていく中での働き方とは?

日々、肉体的・精神的に衰えていく中での仕事の進め方を教えてください。(エアコンさん/30代)

くらほりさんからの回答
私は40歳を越えてきたあたりから、少しずつ肉体的・精神的な衰えを感じてきました。(もうかなりの衰えを感じています(苦笑))

大切なことは、そのことを自覚し、うまく対処しながら、健康に働くことです。健康のためには、運動、休養、栄養のバランスが必要と言われます。疲れたと思ったら、なるべく早く休んで、栄養のあるものを食べましょう。そして何より大事なことは、ストレスを溜めないことでしょう。

私は、財政担当のとき、当初予算編成の大詰めの1月中旬の天気の良い平日に、休暇を取ってスキーに行って、ストレスを発散していました。

仕事では、辛いこともあると思います。がんばることも必要な場合があります。しかし、自分でもうこれ以上は無理という場合には、休養を取りましょう。そうすることで、より良い仕事をすることができると思います。


さいごに

体力の衰えなど、自分の力ではどうにもならないものとどう向き合っていくのか、学ぶことがありましたね。

県庁のくらほりさんシリーズは第3弾でひとまず終了です。蔵堀副知事、たくさん回答いただきありがとうございました。

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