副知事、アドバイスをお願いします!
こんにちは。広報・ブランディング推進室の新田です。
いつも富山県公式noteをご覧いただきありがとうございます。
仕事をしていると、一人ではなかなか答えが見つからないこともありますよね。そんなとき、あの先輩はどうやって乗り越えたんだろう…と気になることもあるのではないでしょうか。
というわけで、今回の記事では「副知事にアドバイスしてほしいこと」を職員から募集し、県職員の大先輩である蔵堀副知事(以下、くらほりさん)にアドバイスを考えていただきました!
悩める職員にくらほりさんはどんなアドバイスをするのでしょうか…?ぜひご覧ください。
1.仕事のミスをひきずってしまう
くらほりさんからの回答
仕事、忙しそうですね。仕事が立て込んでいるときは、私も「頭がいっぱいいっぱいに」なります。その時は、ケアレスミスも起きやすいですよね。そして落ち込むことも多いですね。
私は、自分で「いっぱいいっぱい」の状態だと思うときや解決の糸口が見つからないときには、気分転換のために、窓の外をしばらく眺める(変な人と思われない程度に)とか、県庁の廊下をブラブラと歩いています。
あと、仕事に直接関係がなくて(ここが大事)、共感してくれそうな同期や友人に愚痴ることもあります。それで少し落ち着くような気がします。
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2.誰のため、何のための事業かわからない
くらほりさんからの回答
私も以前に、何のために、この仕事をやっているのだろうと思った時期があります。
その後、20数年後に、たまたま出会った当時の関係者の方に、「いやー、あの時、あなたに助けてもらった。あれから、私の事業も円滑に進んで、地域に貢献できています。」とお礼を言われました。
その仕事をしているときは、何のためにこの仕事をしているのかと思っていましたが、忙しかったこともあり、ただひたすら「処理」していました。
今思い返すと、仕事の目的をしっかり理解して、関係者とコミュニケーションを取り、現場も確認して、どのような貢献ができるのかを自分でしっかり考えていれば、もっと良かったのではないかと反省しています。
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3.仕事上の接点がない先輩との話し方
くらほりさんからの回答
コロナが蔓延していた3年間は、職場では、マスクを着け、会話を控え、さらに歓送迎会なども少なくなっていたので、人数の多い課であれば、仕事上の接点がないと話をしたことがない方もいらっしゃるでしょうね。
私は、もともと人見知りなので、特に若いころは、自分から先輩や上司に話しかけることがなかなかできませんでした。それを察知したであろう先輩の方から話しかけていただく機会が多かったですね。(時には、ウザいくらい(笑))
そして、その先輩を経由して、話をできる人の輪が広がっていきました。
自分から話しかけるときは、「おはようございます」や「お疲れ様です」などの挨拶からはじめていました。(これなら、すぐできますね)
まずはスモールスタートで、やってみてください。
さいごに
今回は、相談が多かった20代の職員からの悩みを中心に回答していただきました。どの相談も、県職員だけでなく、仕事をしていると一度は考えたことがある内容だったのではないでしょうか。皆さんならどんなアドバイスをしますか?
お忙しい中、企画の持ち込みに快諾していただいた蔵堀副知事、どうもありがとうございました!
相談は他にもたくさん来ているので、また機会を見てアドバイスをいただければと考えています。