マガジンのカバー画像

県の仕事の向こう側

20
職員の仕事の裏側や思いについて書いた記事をまとめます。
運営しているクリエイター

#ウェルビーイング

100年先に、記録のバトンをつなげる/富山県立図書館の〈本のソムリエ〉

”読書の秋”とも言われるくらい、静かな秋の夜長は読書をするのにぴったりの季節ですね。 読書を楽しむためにぜひ利用していただきたい施設が、富山市にある富山県立図書館(以下、「県立図書館」)です。「身近にある市町村立の図書館や学校の図書室は使ったことはあるけど、県立図書館はどこにあるのかわからない」という方も、もしかしたらいらっしゃるかもしれません。 でも実は、県立図書館は県内トップクラスの100万冊以上の蔵書を誇るすごい施設なんです。県内にお住まいの方であれば、基本的には他

【富山県庁のバリュー、どう作る?】富山県職員行動指針 策定プロジェクト

本年2月、富山県庁は「富山県人材育成・確保基本方針」とあわせて、「富山県職員行動指針[W4T Well-being for Toyama]」(以下「行動指針」)を発表しました。 民間企業では、組織運営の手法の一つとしてミッション・ビジョン・バリュー(MVV)を策定することがありますが、行動指針はこの「バリュー」に相当するものです。 富山県庁では行動指針を策定のうえ、今後一人ひとりの職員がこの指針に基づいて日々の考えや行動を積み重ね、ミッション・ビジョンの実現に向けた取組み

本物の研究員に、研究のコツ聞いてきました!【自由研究の参考に】

こんにちは。広報・ブランディング推進室の新田です。 7月から、県内の学校では夏休みが始まっています。夏休みといえば自由研究ですが、実際の研究員がどのように研究しているのか気になりませんか? 実は富山県には〇〇研究所と名の付く県の研究機関がいくつもあり、多くの県職員が働いています。今回はそんな研究所の中から、富山県農業研究所で働く研究員のお二人に、お話を聞いてきました。 実際の研究者がどんな研究をしているのか、研究に行き詰まったときにはどうするのか、これから自由研究に取り

まちなかの未来をつくる。/富山県庁周辺エリア活性化プロジェクト進行中

こんにちは。県有財産活用推進課の本間です。 富山県庁のすぐ近く、北東側に大きな敷地があります。ここにはかつてNHK富山放送会館がありました。令和4年のNHK富山放送局の放送会館移転に伴い、県とNHKとの間で土地交換手続き(※)が行われ、現在この旧NHK富山放送会館跡地(NHK跡地)は県が取得し、県有地となっています。 今回は、未来の街の活性化に向けた、このNHK跡地を含む県庁周辺エリアの有効活用に向けた県の取組みについて紹介します。 県有財産活用推進課について県有財産活

富山県が誇る農業のエキスパート/富山県普及指導員調査研究・活動成果発表会開催レポート

こんにちは。広報・ブランディング推進室です。 いつも富山県公式noteをご覧いただき、ありがとうございます。 早速ですが、皆さんは県職員と聞いてどんな仕事を想像しますか?ひと口に富山県職員といっても、実は20種類以上の職種があり、様々な知識やスキルを持った県職員が働いているんです! 今回はそんな専門職の中から、農業の専門家として富山県の農業を支えている職員の取組みを紹介します。ぜひご覧ください。 農業のエキスパート、普及指導員。普及指導員とは、農家の皆さんの農業技術や経

「富山にはまだ気づかれていない面白さがある」職員写真家にインタビュー/庁内広報BEYONDより

富山県では、昨年度から「挑戦したい職員が、周囲の理解を得て、孤立することなく挑戦できる環境を作り、新しい一歩を踏み出す職員の後押しをする」をコンセプトとして、各プロジェクトや研修など様々な挑戦をしている職員を紹介する庁内広報「BEYOND(ビヨンド)」を運用しています。 今回は、先日更新されたBEYONDから、素敵な記事をリライトしてご紹介します。 趣味の写真撮影で数々の写真コンテストに入選し、その撮影技術を見込まれて業務内でも活躍している職員へのインタビュー記事です。ぜ

富山マラソンにかける熱い想い。/庁内広報BEYONDより

こんにちは。広報・ブランディング推進室です。 11月5日の日曜日、富山マラソン2023が開催されました。秋晴れの中で1万4千人を超える過去最多のランナーが参加し、当日は大きな盛り上がりを見せていました。 今回は庁内広報「BEYOND(ビヨンド)」から、富山マラソンの運営に携わった富山県職員の取組みを紹介します。 ご自身もランニングが趣味で、採用面接のときから富山マラソンへの熱い思いをアピールしていたという西野さん。どうして「好き」を仕事に活かすことができたのでしょうか。

欲しい情報が、欲しい人に届く未来へ。~富山県公式LINEのリニューアルについて~

こんにちは!富山県広報・ブランディング推進室の福田です。 富山県では、成長に向けた戦略の中心に「県庁オープン化戦略」を掲げ、従来の広報・広聴機能をデジタル技術を使って拡張し、より透明性が高く、県民参加や官民連携がしやすい県庁を目指して取り組んでいます。 デジタル技術による「広報・広聴」機能の拡張にむけた新たな取組みとして、今年の3月に、令和元年度から開設していた県公式LINEをリニューアルし、機能や使いやすさを大幅に拡充しました。 今回は、県公式LINEのリニューアルの