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県外に進学・就職する若者を応援する「I'm Your Home.」第2弾、実施中!

こんにちは。
いつも富山県公式noteをご覧いただき、ありがとうございます。
 
徐々に春めき、桜の開花が待ち遠しい季節となりました。
出会いや別れ、旅立ちの春。期待や不安など、様々な感情が交差する季節ですね。新たな門出を前に、ドキドキしている方もいらっしゃるかもしれません。
 
富山県にも、進学や就職で県外へ旅立つ若者がいます。
県では、そんな若者を応援する「I’m Your Home.」プロジェクトを、昨年度から実施しています。


プロジェクトの企画背景

全国の多くの自治体同様、富山県でも若年層の転出超過が大きな課題の一つとなっています。
だからといって、「県外転出を防ぎたい」という思いを押し付け、前途ある若者を県内にとどめようとするのは違うはず。また、若者の挑戦する気持ちや自分らしい生き方は、決して否定できるものではないはず。

そこで富山県では、若者の夢や挑戦を後押しすることで、羽ばたいた後も富山県との心理的なつながりを感じてもらうことが大切だと考えました。

『幸せ人口1000万』。富山で暮らす人、仕事をする人、よく訪れる人、生まれ育った人…。愛着を持って関わるすべての人が、富山の仲間です。
そんな想いから、「I’m Your Home.」プロジェクトは生まれました。

昨年度(2022年度)の企画

「富山から旅立つあなたへ ~親からの「エール」と「ホントの気持ち」~」と題し、保護者からの応援メッセージ(エール)と、子どもが自立していくことで感じる寂しさ(ホントの気持ち)を集め、富山駅周辺に掲出しました。

「エール」と「本音」が書かれたフラッグ=富山駅前
「MAROOT(マルート)」外壁の懸垂幕

やってみると、保護者世代を中心にSNS上で共感の輪が広がり、プロジェクトの方向性は間違っていないという手ごたえを得ることができました。

一方で、私たちが最もメッセージを届けたい相手である若者には上手く届けきれなかったという課題も感じました。

その反省を生かし、今年度は「どうしたら若者に届けられるか」を考えながらプロジェクトを企画・実施しています。

今年度(2023年度)の企画

2年目となる今年は、「旅立つ君へのエール ~大丈夫。いつでも、富山はここにいる~」と題し、街の人たちから旅立つ若者に贈る応援メッセージと、ふとした時に富山を近くに感じられる言葉を集め、『街角から“いってらっしゃい”スナップ動画』としてまとめました(全25本)。

今回の撮影にご協力いただいたのは、若者がよく利用するお店のスタッフさんをはじめ、バスの運転手さん、電車の車掌さん、学校の先生や後輩など、富山の街で普段から若者と接している方々。

挑戦する若者の背中を押すとともに、「富山県がいつでも帰れる場所」と感じてもらえるような動画に仕上がったと考えています。

動画は、特設HPやSNSで公開中です。
皆さんご存じの方も出演されているかも?ぜひご覧ください。

■特設サイト:https://www.home-toyama.com/2024/
■Instagram:https://www.instagram.com/imyourhome.toyama/
■TikTok:https://www.tiktok.com/@imyourhome.toyama


また3月1日(金)には、動画と合わせて撮影したストリートスナップに応援メッセージを添え、JR富山駅構内にて『街角から“いってらっしゃい”スナップ』ポスター展を開催しました。

現在、ポスター展の様子を収めたプロジェクトムービーも公開中です。

ムービーには、駅を行き交う方々が展示を眺めている様子や、卒業式帰りの高校生のインタビューが収録されています。
またスナップ動画に出演いただいた2名も登場し、今回の企画にご協力いただいた胸の内を語っていただきました。


最後に

進学・就職される皆さん、改めておめでとうございます。

私自身、大学時代を県外で過ごしたことで、視野が広がり、今まで当たり前だと思っていた富山県のよさに気づくことができました。
県外での経験すべてが、人生の糧になると思います。

富山県に戻ってこようと思っている方、まだ決めていない方、戻ってくるつもりはないという方、様々だと思いますが、富山で過ごした日々を胸に、大きく羽ばたいてください。
皆さんの挑戦を、陰ながら応援しています。
 
富山県にいる私たちは、皆さんにとって誇らしいと思えるふるさとを作っていけるよう、一県民として、一富山県職員として頑張ります!

県庁正面玄関も、「I'm Your Home.」プロジェクト仕様に。
県庁にお立ち寄りの際は、ぜひご覧ください♪


最後までお読みいただき、ありがとうございました。
富山県では今後も、進学や就職を機に県外へ旅立つ若者をはじめ、挑戦する若者を県全体で応援する雰囲気を作っていきたいと考えています。
 
 

文:広報・ブランディング推進室 高松


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