伝統と新しさが交わる台湾で出会った、おすすめ観光スポットをご紹介【前編】
こんにちは!
いつも富山県公式noteをご覧いただきありがとうございます。
今回は、メディア向け台湾ファムツアーに同行した広報課職員が、ツアーで訪れた観光スポットの中から「ここに行けば間違いなし!」のおすすめスポットを前編と後編に分けてご紹介します。
ーー賑やかな街、伝統的な建物、手つかずの自然。
魅力あふれる台湾で今行きたい、ホットなスポットの数々をぜひ最後までご覧ください。
富山から直行便で3時間半というアクセス抜群の観光地である台湾。海外でありながら、日本語が通じる機会が多く、台湾と日本で使われている漢字も似ています。そのため、比較的意思疎通がしやすいことから気軽に旅行できることが魅力のひとつですよね。
台湾は、石垣島とほぼ同じ緯度に位置しており、温暖な気候です。日本との時差もわずか−1時間です。
台北随一の問屋街「迪化街(ディーホアジェ)」
📍迪化街:台北市大同区
まずご紹介するのは、台北の下町と呼ばれて親しまれている、迪化街。
昔ながらの建物が多く残るこの街は、古くから問屋街として栄えてきました。商店街にはお茶やからすみ、漢方薬などを扱う老舗が多くあり、近年は、レトロな雰囲気を生かしたおしゃれなカフェや雑貨店も増えていて、散策やお土産探しにピッタリです。
ノスタルジックな建物と近代的な建物が混在する独特な街並み、そして人々の暮らしの営みと活気を体感できる注目のスポットです!
迪化街にある霞海城隍廟は、縁結びにご利益があるとして人気の寺廟で、熱心に参拝している方々がたくさんいました。
衛兵交代式は必見!「忠烈祠(ツォンリエツー)」
📍忠烈祠:台北市中山区(拝観料無料)
台北で人気の観光スポットの1つである「忠烈祠」。見どころは何といっても衛兵交代式です。厳かな空間に響きわたる兵隊の一糸乱れぬ足音、美しく統制のとれた行進は見事でした。
そして衛兵の足元、地面にまっすぐ伸びた5本の茶色い線がおわかりいただけるでしょうか!これは長年衛兵たちが同じ場所を行進したことによってできた跡なのだそう!
衛兵交代式は1時間毎に行われるので、事前に時間を確認しておくとよいです。厳しい訓練を受けた衛兵たちは、およそ1時間もの間まるでマネキンのように微動だにせずに立っています。
まばたきすら控え、任務に励む姿には圧倒されます!
中国式の建築物も大変見ごたえがありますよ。
台北で最も古い歴史を誇るお寺「龍山寺(ロンシャンスー)」
📍龍山寺:台北市萬華区(拝観料無料)
次にご紹介するのは、台湾で最強のパワースポットとして名高い龍山寺。
100以上の神様を祀っていることから「ご利益のデパート」とも称されています。
この日も朝早くから、多くの参拝客が訪れていました。
参拝の際は、手を合わせ3回お辞儀をしたあと、まずは神様に自分の名前と生年月日、住所を伝えるのが台湾のお参りスタイル。
さらに、おみくじですが、そもそもおみくじを引いてよいか、そしてこの番号のおみくじでよいかを神様に確認しなければいけません。
どのように確認するかというと、二つの半月型の木片を手に取り、名前と生年月日、住所、願い事を唱えたあと、二つとも地面に落とします。
その表裏の組み合わせが「表裏」になれば、おみくじを引いてもよいという意味になります。
おみくじを引いてよいか確認できるチャンスは1日3回まで。さらにおみくじを引いたあとは、引いたおみくじが自分に合っているかどうか再び木片で確認します。「表裏」の組み合わせが出るまでおみくじを引き直します。
近くにおみくじが入った引き出しがあるので、番号を確認して1枚取り出しましょう。旅の記念に、そしてお守り代わりとしてぜひ持ち帰ってみてはいかがでしょうか。
台湾茶専門店で香り高い台湾茶を堪能
台湾は様々なお茶の名産地であり、日常的にお茶を楽しむ文化があります。今回はそんなお茶文化を味わうべく、台北にある台湾茶専門店の「茶楽」でお茶教室に参加しました。
お茶教室では、講師の先生がお茶の入れ方や飲み方をレクチャーしてくれました。美しい所作と慣れた手つきで淹れられたお茶には、こころがホッと温まる優しさがありました。
実際に烏龍茶や東方美人茶、プーアル茶などを飲み比べましたが、香りや色、味の違いをしっかりと感じることができて面白かったですよ。
お茶によって疲労回復や美容といった効能も違うそう。自分に合ったお気に入りのお茶を見つけて、お土産として購入するのも旅のいい思い出になるのではないでしょうか。
グルメもショッピングも楽しめる、永康街(ヨンカンジェ)
📍永康街:台北市大安区
最後にご紹介するのは、グルメからショッピングまで何でも揃う、台北では外せない観光スポットのひとつ、永康街です。
小さな街でありながら、カフェや雑貨店、洋服やレストランなどのお店がギュッと立ち並んでいて、台北のカルチャーが色濃く感じられるローカルなストリートです。
牛肉麺やマンゴーかき氷、小籠包など、台湾旅行に来たからにはぜひ食べたい台湾グルメの名店も多く揃っています。また、カラフルな小物やアンティークの雑貨など、ついお土産に買いたくなるようなものが揃った雑貨店も多くあり、見ているだけでも楽しい街でした。
おわりに
いかがでしたか?
今回は台北を中心に、人気の観光スポットをご紹介しました。
2024年1月31日~3月30日には、富山空港と台北を結ぶ臨時便が運航しています。あわせて、県では富山空港利用者にパスポート取得費用の半額を助成しているので、この機会にぜひご利用ください!
また、台湾観光庁では訪台個人旅行客を対象に5,000台湾ドル(約2万円)を抽選でプレゼントするキャンペーンを実施しています。台湾旅行をお得に楽しみたい方はぜひ事前にチェックしてみてくださいね♪
それでは、次回の後編もおたのしみに!
↓↓ 県公式YouTubeでもメディア向け台湾ファムツアーの様子を公開中!↓↓
文:広報・ブランディング推進室 弥生